戦後日本のイノベーション100選


解説

●発明協会のアンケート

  • 発明協会が一般+有識者のアンケートを基に選定したイノベーションであり、2014年(平成26年)に創立110周年記念として第1回が発表された。発明協会
  • イノベーション100選が、「歴史的・社会的変革をもたらす経済活動」を広義に捉えており、発明だけでなくビジネスモデルやプロジェクトも含めて選定

●「発明」ではなく「社会実装」が評価対象

  • 多くは単一の発明品ではなく
    技術+量産+普及モデルの成功
  • 例:
    • 内視鏡=医師の要求 × 光学技術 × 企業開発
    • トヨタ生産方式=現場改善の積み重ね
  • 戦後日本の特徴
    大学・研究者 × 企業の現場力

戦後日本イノベーション・トップ10(人物/年代/企業)

Noイノベーション代表的な人物発明・実用化年代関連企業・組織
1内視鏡高木国敬(医師)ほか1950年代オリンパス(旧 高千穂製作所)、東京大学医学部
2インスタントラーメン安藤百福1958年日清食品
3マンガ・アニメ手塚治虫1960年代虫プロダクション、出版社各社、放送局
4新幹線島秀雄(技術責任者)1964年国鉄(現JR)、川崎重工、日立製作所ほか
5トヨタ生産方式大野耐一、豊田英二1950年代トヨタ自動車
6ウォークマン®盛田昭夫、大賀典雄1979年ソニー
7ウォシュレット®―(企業開発)1980年TOTO
8家庭用ゲーム機・ソフト山内溥、横井軍平1983年〜任天堂、ソニー、セガ
9LED(青色LED)赤崎勇、天野浩、中村修二1990年代名城大学、豊田合成、日亜化学工業
10ハイブリッド車内山田竹志1997年トヨタ自動車


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