2025-12

キャリア開発

理科の知識は大人になってどれだけ残っている?

私たちは義務教育で、エネルギー、力学、化学変化、生物の体のしくみ、天気といった、生活に直結する科学の原理を学んできました。しかし、学校を卒業した後、これらの知識はどれほど私たちの中に残っているのでしょうか。実は多くのデータは、義務教育で一度...
科学リテラシー

生態系の仕組み|自己調整する循環システム

私たちは日々、自然から切り離された都市空間で暮らしています。しかし、呼吸する酸素、飲む水、食べる食料――これらすべては、見えないところで機能し続ける生態系が供給しているものです。生態系は「生物の話」だけではありません。ここでは、生態系をエネ...
教育

戦前に設立した日本の理工系高等教育機関【設立年表・法令】

東京大学、京都大学――帝国大学の系譜は有名ですが、地方国立大学の多くは戦前の「高等工業学校」「高等農林学校」「専門学校」が前身です。明治から日本は、帝国大学(研究・国家中枢人材)と専門学校(現場の実務家・技術者)の二本柱で、独自の高等教育制...
科学・博物館

国際機関に認定された自然遺産、農業システムリスト

日本には、UNESCO世界遺産(自然5件・文化7件)、FAO世界農業遺産(17地域)、ラムサール条約湿地(54か所)、ユネスコジオパーク(10地域)、が存在します。それぞれの認定制度は、20世紀後半から始まった国際的な保護・保全の取り組みの...
科学リテラシー

人体という化学工場は「器官」に分けて理解

なぜ病院の診療科は、人体を「器官」単位で分けているのでしょうか。「器官別」に人体を理解するのは、複雑なシステムを把握するうえで合理的な方法だからでしょう。実は、大規模な化学工場も同じ設計思想で運営されています。「蒸留塔」「反応炉」「冷却装置...
科学リテラシー

電気によるエネルギーと制御がつくる社会インフラ【電磁気学の入口】

発電所では、水力や火力、原子力でタービンを回します。タービンが回るとコイルが磁場を横切り、電磁誘導で交流が発生します。発電の最終段階は、どんな方法でも必ず電磁誘導なのです。発電所で作られた電気は、変圧器で数万Vまで昇圧されます。電圧を上げる...
科学リテラシー

食品の保存をめぐる科学ー【食品科学の入口】

冷蔵庫から取り出した肉が異臭を放っていた、ご飯にカビが生えていた。こうした経験は誰にでもあるでしょう。食品の腐敗とは、微生物が食品成分を分解し、異臭や有害物質を生み出す現象です。つまり食品は自然に腐るのではなく、目に見えない微生物の活動によ...
科学リテラシー

証拠・反証・再現性で捉える世界【科学リテラシー入門01】

私たちは日常生活の中で「科学的」という言葉をよく使いますが、科学とは何なのでしょうか。以下の6つの原則に基づいて知識を積み重ねていく営みです:証拠に基づく - 客観的なデータと観察が基盤反証可能である - 間違いを認め、修正できる再現性があ...
キャリア開発

データで読み解く「健康で文化的な生活」の家計管理

「健康で文化的な最低限度の生活」は憲法で保障された権利です。稼ぎは簡単には変えられませんが、支出の質を科学的に見直すことはできます。食費を抑えながら栄養を確保し、教育費を工夫しながら子どもの可能性を守り、娯楽を工夫して豊かさを手に入れる。科...
キャリア開発

ポストドクターがスキルを活かして転職する方法

博士号取得者の多くが、アカデミアのキャリアを模索しています。しかし、その道から外れてしまった博士号取得者の就職先が限られているという問題があります。重要なのは専門テーマではなく、これまでに培ったスキルです。博士人材のキャリアが難しく見える最...