非技術系と技術系のギャップを埋めるためにはどうすればよいのか

提言・オピニオン

■ ビジネス側に共通したニーズ

1. 課題に強い人材がほしい

  • 文系中心で理解が追いつかない(世の中の7割強は文系)
  • 専門家の説明が“翻訳されてない”まま降ってくる
  • エネルギー・環境・医療など、複雑領域の理解者不足
  • 技術 × 社会 × ビジネスをつなぐ“翻訳者”不足

2. 判断の質を上げたい

  • 「なんとなく」「雰囲気」で決めたくない
  • 統計、データ、リスク、構造などの“裏側の仕組み”がわからない
  • 誤情報に引っ張られたくない

■ 家庭・教育者に共通したニーズ

1. 子どもに「科学的に考える力」をつけたい

  • フェイクニュースに流されない
  • 調べ方・データの見方を身につけてほしい
  • STEAM教育の土台をちゃんと作りたい

2. 親が“説明できない”ことが増えている

  • 子どもが理科でつまずくと教えられない
  • 仕組みや原理が説明できず、モヤモヤする
  • でも、キャリアにも家庭にも必要性は感じてる

4. 学習支援者の“教える側の悩み”

  • 体系的に語れる軸や言語がない
  • 分野をまたいだ説明ができない
  • 子どもに「なぜ?」と聞かれると詰まる
    → 教える人ほど“横断的リテラシー”を求めてる

全部まとめると、結局ここに行き着く。


みんなが求めているもの(共通項)

1. 本質を見抜く“判断軸”がほしい

  • データ・情報・リスクの見極め
  • 専門家の話を理解し、噛み砕いて説明できる力

2. 技術や社会課題を“翻訳”できる人になりたい

  • 企業では……技術と消費者をつなぐ
  • 家庭では……子どもに説明できる
  • 教育では……分野横断で教えられる

翻訳者(トランスレーター)が共通して不足している

3. 変化が激しい時代でもブレない“普遍的なリテラシー”がほしい

  • AIのフェイクニュースに騙されない。
  • 環境問題や医療情報が変わっても対応できる
  • 社会の激変に振り回されない基礎体力


コメント

タイトルとURLをコピーしました