2025-12

科学リテラシー

科学とは何だろうか?ー証拠・反証・再現性で世界を考えるーS0-1-

科学は、身の回りの出来事を、証拠に基づいて考え、間違いがあれば確かめ直す姿勢そのものです。本稿では「証拠と論理」「反証可能性」「再現性」という三つの視点から、科学的な考え方の基本を解説します。日常生活で情報を見極める力にもつながる、科学の本...
オピニオン

人生において年齢とともに変わる感じ方の違いについて語りたい

一般に人生は以下のようなサイクルで語られます。大人になるにつれて、選択肢は少しずつ減り「まあ、人生ってこんなものか」と思いながら毎日を暮らしています。でもなんかやらないといけない気がしています。博士=表現者なので。人生のステージと心の変化人...
科学リテラシー

畑は社会を支える装置である ― 持続可能な農業をシステムで考える-S5-3-

農業は「自然と調和する営み」と語られる一方で、農薬や大量生産への批判も絶えません。しかし本当に問うべきなのは、どの農業が善か悪かではなく、どの仕組みが長く機能し続けるかです。本記事では、農薬、有機農業、食料安全保障を一つの農業システムとして...
オピニオン

博士のキャリアパス:研究室で培ったスキルを活かして転職する方法ー

博士号取得者の多くが、アカデミアのキャリアを模索しています。しかし、その道から外れてしまった博士号取得者の就職先が限られているという問題があります。ここでは自分の経験も交えて転職について考えます。重要なのは専門テーマではなく、これまでに培っ...
オピニオン

37歳・研究職からの民間企業への転職で面接官から問われた「質問全リスト」

JREC-INでの公募から一転、37歳で民間企業へ。研究職は「職歴なし」と見なされる厳しい現実から、Indeedやエージェントを駆使して内定を勝ち取ります。職務経歴書の書き方すら手探りだった私が、実際の面接で問われた全質問を網羅しました。3...
国家資格

私たちの日常を支える「見えない守り手」――国家資格と法律で読み解く消費者保護の全体像

医療、食事、住まい、電気、移動、契約――私たちの日常は、数多くの資格と法律によって静かに支えられている。本稿では消費者保護の視点から、技術・医療・法律系資格がどの法的根拠に基づき、何を守っているのかを4層モデルで体系的に整理する。はじめに朝...
科学リテラシー

生命は設計図ではなく流れでできている ― 生き物をシステムで理解する

私たちは「生命とは何か」を学校で学んだはずですが、多くの場合、それは細胞やDNAの名称を覚えることに終わっていました。本記事では、細胞・遺伝子・進化・代謝をばらばらの知識ではなく、「生命というシステム」を構成する要素として捉え直します。生命...
科学遺産・博物館

戦後日本を支えた社会実装の系譜:『発明』を『日常』に変えた100選

戦後日本の躍進を支えたのは、単一の発明品ではありません。医師の要求、大学の知見、そして企業の現場力が結びついた「技術と普及の成功モデル」です。内視鏡からハイブリッド車まで、社会構造を変革した事例を紐解き、高度な専門知がいかにして生活を豊かに...
科学リテラシー

生態系と環境― 私たちは「自然の外」にいるのか ―S3-5-

。32. 生態系(生産者・消費者・分解者)自然界では、役割の異なる生物たちが複雑に関わり合って「生態系」を作っています。生産者(植物など): 太陽光を使って、無機物(水や二酸化炭素)から有機物(栄養)を作り出す、ピラミッドの土台です。消費者...
オピニオン

提言:博士人材の社会的再配置論ー「専門家」ではなく「知恵袋」として―

小さな組織や学校現場には、専門家を揃える余裕はないが、考えを整理し伴走してくれる「知恵袋」は常に不足している。知識を消費せず、循環させるための現実的提案である。本稿は、博士人材を社会の各所に再配置する構想を、制度と事例が揃う教育現場を起点に...