提言・オピニオン

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少子化時代の塾と大学、そして「主体的学び」への架け橋の不在

1. パラドックス子どもの数は減り続けているにもかかわらず、学習塾市場の売上はすこしまえまで堅調だった。一人あたりの教育投資額は増加し、塾のサービスは高度化・多様化した。進学指導に加え、STEAM教育、プログラミング、個別対応、不登校・発達...
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博士/ポスドクから異分野民間就職

博士が民間へ移行する際に意識すること1. キャリアの起点博士課程・ポスドクを経て研究職論文執筆・外部資金・共同研究の経験問題設定から検証・考察までを一人で担える👉 研究そのものではなく「進め方」が核となる2. 分野・職種をまたぐ柔軟な移動自...
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【2025年度版】群馬・埼玉向けに補正した理想的家計テーブル

◼️ 2015年と2025年の家計の割合住居費 25〜30% という基準が「2010年代型」FP本、雑誌(LDK、日経ウーマン)、政府の家計指導でも2013〜2018年は家賃25〜30%が推奨ライン 2020年代は家賃が実質上がり、30〜3...
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しなやかに生き抜く力を持つ人生観

レジリエンスのある人生観AI の進化、仕事の自動化、気候変動、地政学リスク…。未来は これまでの延長線では測れない“非連続”の変化(VUCA) に向かっています。かつて価値があった「学歴」「資格」「安定した職業」「貨幣経済の優位性」でさえ、...
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転職時によくきかれた質問集

【自己紹介・人物理解】経歴や自己紹介をお願いします。あなたは周囲からどんな性格と言われますか?自分を一言で表すと?これまでの人生で挫折はありますか?挫折や悩みをどう乗り越えましたか?人生でいちばん頑張ったことは?休日の過ごし方、趣味は?最近...
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食料・電気・ガス・水道の年間消費量を一般家庭と 自給自足(仮)に整理した表

◆ 年間消費量まとめ(一般家庭平均 vs 自給自足の場合)1. 食料の年間消費量▼ 一般生活(日本の平均)項目1人あたり/年4人家族/年備考米60kg240kg1日1合ペース野菜約128kg約512kg1日350g(厚労省目安)肉類15〜2...
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実験して分かるではなく読書と想像と観察を軸とした理科学習ができないだろうか

理念実験設備や時間的制約に縛られず、良質な科学的読み物の徹底的な読解と身の回りの自然現象の継続的な観察を通じて、科学的思考力と探究心を育む。学習の3つの柱1. 徹底的な読書科学的読み物を深く、繰り返し読む。理解できるまで何度も読み直す。2....
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少子高齢化時代だからこそ一人当たりの知識を向上させることができたなら

日本は現在、少子高齢化が急速に進行している。この人口構造の変化は教育に対する社会的責任を一層大きなものにしている。少子化対策の推進には子育て、教育、仕事と各段階に応じた支援に加え、社会全体で行動し、推進していく必要がある。経済規模が縮小すれ...
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もし日本の全国民が中学理科の知識をほぼ完ぺきに保持したなら社会はどう変わるだろうか

前提条件の定義中学理科の研究者並み保持 (90-98%) = 物理・化学・生物・地学の原理を体系的に理解し、日常的に応用できるこれは「専門知識」ではなく科学的思考法と基礎原理の完全な内面化を意味するつくば市(研究学園都市)を「高リテラシー社...
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なぜ先生は細分化された科目のみ教えることになるのだろうかー先生も全科目履修した人なのにー

❝なぜ中学以降になると“細分化”が強まり、その結果、知識の統合は“個人任せ”になってしまうのか?大人は全部自分で判断しなきゃいけないのに、義務教育の段階で“全部をつなげて見る訓練”をしなくていいのか?❞結論を先にいうと──現行では「統合する...